2013年11月3日日曜日

協調性と主体性。

リーダーというものは
柔軟でありながら
芯を持っていないといけない。

本来相反する事のように聞こえるが
これは事実だと思ってる。

自分の中でぶれないものを持っていないと
組織としての魅力は失われる。

しかし、
メンバーの意見を柔軟に取り入れる姿勢がなければ
メンバーは離れていってしまうかもしれない。

信頼関係を築きながら
組織本来の尖った部分を見失わずに
いこうとするとき必ず出会う問題がある。

それは賛否両論の意見。

組織が大きくなればなるほど
批判的な意見が目立つようになると思う。

賛成してくれる人数が増える分
相対的に批判の意見も増えるだけなのだが
そのひとつひとつに
耳を傾けるのはいいが
全てを鵜呑みにしてしまうのは危ない。


本来組織というのは
どこか個性がないと大きくなりにくいものだ。
その個性というのは
捉えようによっては大体賛否両論うむ事になる。
その振り幅が大きければ大きい程
よりコアなファンがつく。

改善するところは素直に受け入れ改善し
本来の意図とは違うと思えば
そこでは主体性を発揮するべきだ。

その境界線を間違えば
組織は崩れる。


協調性こそ全てだと思ってた時期がありました。

全て聞けばいい組織になるのだと
思い込んでた。

でも、そうじゃなかった。


常識的な事や一般的な事と
望んでいる結果が必ずしも一致するとは限らないと
その時に知りました。

そして組織は規模によってルールが違ってくる事も
知りました。

小規模の場合は価値観が合う物同士が
基本的に集まってるから
コンセプトを守るのも比較的簡単。

中規模になってくると
コンセプトに合わない人も入ってくるので
そういう人と本来のコンセプトが好きな人を
ある程度離すか対処しないと
本来のコンセプトが好きで来てくれてた人が
離れていく結果になる。

大規模になってくると
小規模の組織を複数という感じにわけて
大筋のコンセプトは持ちながらも
小規模のそれぞれの枠の中で
少しニュアンスの違うものを作り
色をだしていくしかないかな。



これは7年間楽遊会という組織をやってきたから
分かる事であって誰にも教えてもらわなかった僕は
何度も頭を打ってきました。

協調性は組織である限り
ある程度みんなが意識してくれれば助かるというものであり
リーダーである僕自身も無視はするつもりはない。

だけど、主体性というものは
いつだって曲げてはならないのだなぁと
改めて思う。

価値は周りが決めてくれるものでもあるが
本来自分が決めるもの。


協調性と主体性という
一見相反する価値観を自分の中で
融合する事が出来なければ
リーダーは務まらない。

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