2013年12月28日土曜日

セレクトしなければ価値はない。

雑貨屋さんに置き換えてみるとわかりやすいだろう。

なんでもありの雑貨屋さんってダサいと思ってる。
選んだりせずに安いから仕入れたものから
高級なものまであれば
高級な物の価値は下がりどうでもいいものに薄められてしまう。

お店の雰囲気から雑貨の価値は決まってると思います。

雑貨屋さんで働いたことがあるから言えるけど
おしゃれな雑貨屋さんって実は取り扱ってるものは
似ていたりする。

でも、どの店にあるかによって
それがおしゃれなのかどうなのかも
見え方が変わってきたりする。

その理由はやはりブランディングだろう。

このお店は明らかにおしゃれなお店だから
変な物は置かないだろう。。

そういう信用のもと雑貨を買う人もいます。

これは服屋さんも同じで
おしゃれなお店に奇抜なものを置いていても違和感ないけど
何十年も昔からあるおばちゃんしかいかないようなお店に
奇抜なものを置いてたら
これ誰が着るの?ってなるよね。

そう。
ブランディングが大事で
もっと言えばセレクトすることが大事。

それが信用に繋がり価値があがるのだ。


何を「良し」とし
何を「駄目」だと判断するか。

結局それはオーナーのセンスや価値観なんだよね。


セレクトショップなんかその典型で
オーナーがこれは間違いない!
これはすごく好きだ!
というものを取り揃えそのセンスに共感してくれた人が
お客様になる。

そういう場合、商品の値段はそこまで関係なくなる事が多い。

競合の世界での商売ではなくなるから。
その地域ではそこでしか売っていない物があれば
少々高くても気に入れば買うし
少量しかいれないなら仕入れコストも
値段におおいに反映させることになるだろう。

それでも「ありがとう。」と感謝してくれる
価値のわかる人というのはいるものだ。


何を選び
何を選ばないか。

セレクトするということは
批判されるということでもある。

センスなんて人それぞれだから
いいという人もいれば悪いという人もいる。

おしゃれだというひともいれば
ダサいという人もいる。

自分がこれは最高だ!
と声高に叫んでしまえば
「それはどうかな。。」
なんて否定をいれてくる人は必ずいる。

セレクトしなければ否定もない。

。。が、そこに価値もないんだよ。

完全に0。
何も生み出せやしないんだ。


人それぞれなのだから
自分が好きだからと言って
相手も同じように好きとは限らない。

自分が好きだと思う物を
嫌いだという人があらわれても
それでも人は人、自分は自分なのだと
思えるのであれば是非セレクトすることを
おすすめしたい。

そして人のセレクトしたものを批判する必要もない。
誰もが自分のセンスで選んだ物を
堂々と掲げられる時代であってほしいと思ってる。

そしてそんな時代の中で僕も
大胆にセレクトしていかなければならないと
今、強く思っている。

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